タイトル | : 動揺しててもポーカーフェイス。 |
投稿日 | : 2005/04/24(Sun) 09:40 |
投稿者 | : あご髭 |
今月17日にあった将棋大会のときのことです。 私は終盤、▲2二歩と手筋の歩を打ってこの将棋は勝ちと思いました。 そして腕組みしてゆっくり盤面を見た時、一瞬ビクリとして動揺が走りました。 なんと二歩だったのです。しかし相手はそれに気付かず一生懸命考えていました。 私は素知らぬ顔してとなりの将棋を眺める振りをしたり、目をつぶって黙想に耽る 振りをしポーカーフェイスを決め込みました。 さっきからこの将棋を見ているオッさんの顔が恐くて見れませんでした。 やがてオッさんは、立ち去りました。二歩に気がついていたかどうか? 長考2、3分の末、相手は△3一玉と寄り、私は▲2一歩成りと桂馬を取る、同玉。 瞬間にここまで進んで無事通過かと、ちょっと安心。 そのあと十数手進んで相手は投了しました。丸儲けの1勝です。その日は一日中 幸運に恵まれ、4勝1敗で3位に入賞しました。 日頃訓練しているポーカーフェイスの術が役立ちました。 ではまた。
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