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タイトル倉敷藤花戦挑戦者決定戦
記事No247
投稿日: 2017/09/25(Mon) 15:51
投稿者丹善人
里見香奈倉敷藤花への挑戦者を決める挑戦者決定戦、甲斐智美VS伊藤沙恵の
対局は、118手で後手の伊藤沙恵が勝ち、挑戦権を手に入れました。 

先手甲斐智三、後手伊藤沙恵相居飛車でお互い飛車先の歩を伸ばすと、
先手は7七に銀を上げ、後手は3三に角を上げます。先手がこの角を目標に
銀を上げると、角を5一まで下げて受けます。ここで先手から3筋の歩の交換。
先手は角が上がります。すかさず後手は銀を3三に上げて、先後手とも
矢倉模様に組むこととなりました。

先手は飛車当てに角を下げ、6筋からの攻めを狙いますが、後手は角が8四に
飛び出し、成り込みを図ります。先手が後手が上げた桂馬当てに7筋の歩を
伸ばすと、後手は6筋の歩を突いて、角道を通そうとします。角成りを成功
させた後手はなおも馬筋に歩を打って、先手の守り陣を乱していきます。

先手もと金作りで角との連携を図りますが、これは後手玉から遠い位置で、
後手の桂馬跳びからの攻めが先手玉側なので攻めが早く続きます。
玉頭への攻撃で玉を釣り上げての桂馬打ちから馬を捨てての攻めで先手玉を
追い詰めます。

先手も奪った角を後手陣に貼って攻めの態勢を築きます。
先手は元からの飛車角が端に追いやられて使えませんが、代わりに打ち込んだ
角を成らせて攻めの要に。後手に残された飛車を追い詰めてと金攻めで
後手の守り陣を崩し始めます。

後手の攻めは駒不足かと思われましたが、先手甲斐智美が守り駒を犠牲に
しながらも後手の攻め駒を奪い取っていきますが、後手伊藤沙恵は次々と駒を
補充。先手の攻めの要である馬をカナ駒で奪い取ると、守り駒が無くなった
先手玉頭に角打ちから攻め駒を足していって、一気に寄せきっていきました。


【第25期倉敷藤花戦】倉敷藤花:里見 香奈

ベスト16以降

甲斐 智美 ●  ○ 伊藤 沙恵  118手

上田 初美女流三段-------+
             +-上田 -+
里見 咲紀女流初段-------+     |
                  +-甲斐 -+
中村 桃子女流初段-------+     |    |
             +-甲斐 -+    |
甲斐 智美女流五段-------+         |
                      +-甲斐 -+
香川 愛生女流三段-------+         |    |
             +-香川 -+     |    |
石高 澄恵女流二段-------+     |     |    |
                  +-中井 -+    |
石本さくら女流初段-------+     |         |
             +-中井 -+         |
中井 広恵女流六段-------+              |
                            +-伊藤 沙恵女流二段
室谷 由紀女流二段-------+              |
             +-岩根 -+         |
岩根 忍 女流三段-------+     |         |
                  +-岩根 -+    |
本田小百合女流三段-------+     |    |    |
             +-本田 -+    |    |
北村 桂香女流初段-------+         |    |
                      +-伊藤 -+
千葉 涼子女流四段-------+         |
             +-飯野 -+     |
飯野 愛 女流1級-------+     |     |
                  +-伊藤 -+
鈴木 環那女流二段-------+     |
             +-伊藤 -+
伊藤 沙恵女流二段-------+


÷  丹善人  ÷