タイトル | : 女流王座戦一次予選、加藤結李愛VS清水市代 |
投稿日 | : 2021/05/08(Sat) 15:12 |
投稿者 | : 丹善人 |
リーコー杯女流王座戦1次予選、加藤結李愛VS清水市代の対局は、91手で先手の 加藤結李愛が勝ち、2次予選に進出しました。 先手加藤結李愛、後手清水市代、相居飛車の出だしに、先手は2筋歩の交換の後、飛車を 4段目に。後手は銀、角を上げて牽制。先手は飛車を3筋に移動。後手が3三に金を上げて 守って、角が下がれなくなったので、後手は角先に歩を突きます。後手は角を先手飛車頭に 移動させて逃げようとします。確実に角を攻める先手に、逃げられないとみた後手は角銀 交換に。 角を捕まえるために上がった先手の桂馬を狙って、後手はと金を作って桂馬を奪いますが、 先手は2枚角を利用して、着実に2筋から攻めかかろうとします。難なくと金作りから銀 桂を奪って押さえ込むと、後手からの角狙いには動じず、すんなりと銀角交換に応じ、銀を 前進させて挟撃態勢に持ち込もうとします。 攻防の駒を張ってなんとか攻めをつなげたい後手清水市代でしたが、加藤結李愛は冷静に 飛車を奪い取り、挟撃態勢を完成。逃げようも無くあっという間の投了劇でした。 加藤結李愛 ○ ● 清水 市代 91手 清水 市代女流七段------------+ | 加藤結李愛女流初段---+ +-加藤結李愛女流初段 +-加藤結-+ 貞升 南 女流二段---+ ÷ 丹善人 ÷