千 日 亭
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タイトル 女流王座戦二次予選 中井広恵VS中村真梨花
投稿日: 2017/06/10(Sat) 16:58
投稿者丹善人

リコー杯女流王座戦二次予選開幕局、中井広恵VS中村真梨花の対局は
96手で後手の中村真梨花が勝ち、本戦に駒を進めました。

先手中井広恵、居飛車に矢倉から左美濃に。対する後手中村真梨花は四間飛車
美濃に組みます。
後手が桂馬も上げて1段目を開けて攻めの態勢を築くと、先手は金銀3枚を
集めて守りを固めます。

睨み合いが続く中、後手が一段飛車に、先手が飛車を5筋に回し、5六に上げた
ところで戦端が開かれました。
後手が8・6筋の歩を突いて、桂馬を飛ばして7七に上がっている角当てに。
これを先手は放置しての7筋をつっかけます。角を取られても優位に戦線を
開けるとの考え。これは無視できず、角取りは後回しに。いったん受けた後、
おもむろに角取りに。さらに飛車の頭を押さえますが、先手は飛車を8筋に
回し、重点攻撃に。こr3えも押さえようという後手に対し、先手は飛車取りに
かまわずに攻めに移ります。しかし大駒を捨ててまで攻めるには少し無謀
すぎるかも。

ここは用心に用心を重ねた方が良いと判断した後手は飛車を取らずに
かわして金銀交換に。すると今度は先手は飛車を再度回して後手飛車に
ぶつけます。後手としても使えていなかった飛車との交換は願ったり
かなったりで、交換に応じます。
後手は交換したばかりの飛車を玉頭に打ち、桂馬を取って持ち駒を増やします。
先手は打たれる前に打て、と敵の討ちたい場所に桂馬を先に打って
銀取りも含めて攻防の駒にします。

後手は桂馬が動けば場所が空くので銀取りするならすれば、と先手陣を
乱す歩打ち。かわす内に邪魔な7四の歩を払いますが、先手は変えて
飛車の打ち込み。銀取りにを避けて銀を引きますが、後手陣を乱す歩貼りに
後手は飛車が桂頭に回ります。これを狙っての金上がりに、駒損ながら
角金交換に。逆に後手も桂飛車交換の駒損に出ます。続いて先手が
竜銀交換の駒損の応酬は結果的にどちらが得になったのか。

隙が生じた瞬間、桂頭が開いているのを忘れたのか、直接王手の桂馬打ちが
飛び出します。いきなり先手は絶体絶命のピンチに。
これは先手中井広恵の明らかな見落とし。ほとんど頓死状態で後手中村真梨花が
勝利を拾いました。


【第7期リコー杯女流王座戦二次予選】女流王座:里見 香奈女流五冠

本戦シード:(前女流王座、タイトル保持者、前期ベスト4)
加藤桃子奨励会初段  香川 愛生女流三段
西山朋佳奨励会三段  伊藤 沙恵女流二段

本戦出場決定
・中村真梨花女流三段


中井 広恵 ●  ○ 中村真梨花  96手

中井 広恵女流六段---+
           +-中村真梨花女流三段
中村真梨花女流三段---+


÷  丹善人  ÷


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