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「図1」
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前回の先手が振り飛車を目指して▲6六歩と角道を止めた時に、▽3五歩と角道を開けた3四の歩を更に伸ばしたのが、
後手も振り飛車を目指す戦型相振り飛車の代表的な手順です。
この他に▽4四歩と先手と同型に進むなど、形としては多種有りますし、互いに飛車を振る場所もいろいろです。
将棋の戦型の中では比較的決まった定跡と言った物が少ない未開拓な分野と言える物で、実戦例も多く有りませんが面白い戦型と言えます。
これで先手、後手の初手から戦型の分かれる基本的な形を終ります。しかし将棋は無限の可能性が有る知的で最高のゲームです。
もちろん紹介した他に例外も有りますが、それはまた進行の中でと言う事で、それでは以上基本の6パターンを念頭に置いて頂いて、
いろいろな戦法の狙い筋がどんな物なのかを、次回から順次紹介して行きたいと思います。
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