藤井システムVS居飛車穴熊[4]


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本章では▽4三銀と上がる攻撃形の藤井システムをご紹介します。

「図1」までの手順

▲7六歩  ▽3四歩  ▲2六歩  ▽4四歩
▲4八銀  ▽4二飛  ▲6八玉  ▽9四歩
▲7八玉  ▽9五歩  ▲5六歩  ▽7二銀
▲5八金右 ▽3二銀  ▲2五歩  ▽3三角
▲5七銀  ▽4三銀


「図1」


「図1」は▽9五歩型の藤井システムで▽5二金右を▽4三銀に変えた 新藤井システムの局面です。

「図1」から「図2」までの手順

▲7七角  ▽6四歩  ▲8八玉  ▽7四歩
▲6六歩  ▽7三桂  ▲6七金  ▽6二飛
▲9八香  ▽6五歩  ▲9九玉  ▽8五桂
▲8六角  ▽6六歩  ▲同 銀  ▽4五歩
▲5三角成 ▽6六飛

「図2」


先手がこの局面で居飛車穴熊を目指すと▽6二飛と回る手や場合に拠っては ▽5四銀と攻め駒を増援する手が有り、攻撃力が▽3二銀型と比べて強く ▲7七角から▲3六歩の逆モーションも通用せず、変化は有る物の穴熊に 組む前に潰される事になります。しかしこれで189章から193章までで ご紹介した対左美濃の▽3二銀型藤井システムが使用出来なくなり、再び左美濃が 復活する事になるのです。

「図1」から「図3」までの手順

▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽同 歩
▲4六銀  ▽3六歩  ▲2六飛  ▽3二飛
▲3五銀  ▽4五歩  ▲3三角成 ▽同 飛
▲5七角

「図3」




穴熊に組むのが危険なら、▽3二銀型より更に不安定な玉形を狙って▲3六歩と 急戦を仕掛ける手が有効になります。▽3二銀型では一直線の急戦は意外に 上手く行きませんでしたが、居玉の上に左金が立ち遅れている▽4三銀型では 違って来ます。▲3五歩を▽同歩と取るのは「図3」までで先手が有利となります。

「図1」から「図4」までの手順

▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽3二飛
▲4六歩  ▽3五歩  ▲4五歩  ▽5二金左
▲4四歩  ▽3四銀  ▲4八飛  ▽4二飛
▲4六銀  ▽4七歩  ▲同 飛  ▽4四角
▲同 角  ▽同 飛  ▲2二角  ▽7四飛
▲4八飛  ▽3三角  ▲同角成  ▽同 桂
▲6五角  ▽8四角  ▲5七銀  ▽4五桂
▲6六銀  ▽6四飛  ▲3二角成 ▽6六飛
▲同 歩  ▽同 角  ▲4七飛  ▽5七銀
▲3一飛  ▽5八銀不成▲同 金  ▽5七金
▲6七金

「図4」




▲3五歩に▽3二飛と受けるのは振り飛車の常套手段で、▲4六銀に▽4七歩と 新手などが現れ、この形も激戦が展開されましたが、この「図4」までのように 居飛車側が指し易くなります。まだ結論が出たと言う訳では無いですが 現在では後手の藤井システムは厳しいのではと言われています。



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