若 葉 亭
[トップに戻る] [記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

タイトル 【戦法図鑑】3 序盤の形 角換り
投稿日: 2005/03/03(Thu) 13:21
投稿者千鳥銀

先手が▲7六歩と角道を開ける所からスタートする相居飛車戦に
序盤から角を交換して 互いに角を持ち合って駒組みをして行く戦型が有ります
これを角換り(かくがわり)の将棋と言います

図までの手順

▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀

後手の持駒:角 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉 ・v銀v桂v香|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・v金 ・ ・|二
|v歩 ・v歩v歩v歩v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・ ・|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ 歩 ・|六
| 歩 歩 銀 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七
| ・ ・ 金 ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:角 
手数=11  ▲同 銀(88)  まで

後手の▽8四歩に今度は先手が▲2六歩と飛車先を突いて行くと前回の
矢倉とは別の展開になり この角換りになる事が多いのです
そうです戦型の選択権は例外は有りますが 基本的には先手に有るのです

角換りの場合はこの手順とは違うルートも有りますし 実際に後手の10手目
▽7七角成と角を交換する手では▽4四歩など これを避ける手も有るので
先後共に了解済みで決定される戦型と言えます

上の図から以下▽4二銀 ▲3八銀 ▽7二銀 と言った進行などが
普通の流れですが他にも変化が有り またこの手順でも多彩な戦型に分かれ
少し戦法としては高度で難解な物となります


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
タイトル
メッセージ   図表モード 手動改行 強制改行  
参照先−(入力禁止です)
暗証キー (英数字で8文字以内)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー